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TOYOTA HOME東海藤枝展展示場          とよたほーむとーかい      ふじえだてん         ほのぼの日記

トヨタホーム東海 藤枝店 ブログはじめました・・・ !

ユニット工法 その1

さてさて!
前回の予告の通り、今回は「ユニット工法」について調べてみました♪
CP298C0S.jpg


ユニット工法
 ~シンセシリーズ~


「ユニット工法」とは、トヨタホームの「シンセシリーズ」に使われている工法のことです。
では、具体的にどんなことか…?

下のMOREからどうぞ! まず、「ユニット (unit)」とは一般的に「単位・集団」の意味であることは皆さんご存知ですよね?
音楽ユニットなどのユニットもその意味ですよね!
そして、問題はトヨタホームの「ユニット」。
ですが、トヨタホームの「ユニット」も「単位・集団」の意味なんです。

CP290C0S.jpg

上の骨組みのような写真が、トヨタホームの1つの「ユニット」です。
正確には「鉄骨ラーメンユニット」といい、建物の構造になる物です。
ちなみに「ラーメン」とは「剛接合」によって作られた「枠」のことで、「剛接合」とは、ガッチリ動くことの無い接合のことです。
つまり「鉄骨ラーメンユニット」とは、「鉄骨でガッチリ固めた枠のような構造体」ということ。
そして上の写真は「鉄骨ラーメンユニット」1つ分。
建物はこの「鉄骨ラーメンユニット」を組み合わせて造ることになります。

さて、「ユニット工法」の「ユニット」の姿と意味はご理解頂けたと思いますので、次はこの「トヨタホームのユニット」の特徴を説明しますね!



●太い柱
強調文トヨタホームの鉄骨は一般に使われている鉄骨より太いのです。
どのくらいかと言うと、一般の鉄骨は100㎜角なのに対し、トヨタホームの鉄骨は125㎜という太さです。
…といわれても、私は「へ~…太いのかぁ…」と思っただけでよく判らなかったので、太いとどう違うのかということを、ちょっと説明したいと思います。
まず、日本の昔ながらの木材(トヨタホームの鉄骨と同じ125㎜で考えます!)ですと、上からの力に、木の柱は41.6kN耐えることが出来ます。
そして一般的な100㎜角の鉄骨ですと、92.2kNです。
最後に、トヨタホームの125㎜角の鉄骨ですと178.4kNです。
つまり、トヨタホームの鉄骨は、木の約4.3倍、100㎜角の鉄骨の約2倍の強さなんです…!
私は、木の方はなんとなく予想は付いていたのですが、鉄骨の方が25㎜の違いでこんなにも強度が上がると知ってとても驚きました…!!



柱一本でもこんなに強いのに、実はトヨタホームにはまだまだ建物を強くする秘密があります。

●変形防止プレート(ダイアフラム)

「変形防止プレート(ダイアフラム)」のお話をする前にちょっと余談を…!
私はよく小さいころ大道芸を見たりすると貰っていたのですが、風船で作った犬やお花って知っていますか?
長ーい風船を、くるくるっと捻って作るアレです。
どうしてそんなことを?と思うかもしれませんが、「変形防止プレート(ダイアフラム)」の仕組みを見て、私が一番最初に浮かんだのが、その風船だったんです。
小さい頃、その風船が私の家族内で流行りまして、風船セットを買って遊んだのですが、空気を入れた風船を手で持ってブンブン振り回していたのですが、壁にあたると、手で持っているところが、ぐにっと曲がるんですよ。
そしてそれを何度と無く繰り返すと………ぱぁんッ!!
手元から風船が割れるんですよね…。ものすごく驚いた記憶があります…。
実はコレ、鉄骨でも同じことが言えるんです
ユニットを見れば判りますが、柱と梁が接合されてる部分がありますよね?
そこ、風船の話の手元と全く同じなんです。
地震がぐらぐら着ているの時の鉄骨の接合部と、風船をブンブン振り回す時の手元は、どちらも強い力がかかっています
そのままだと、ひょっとしたら、鉄骨も風船と同じとまでは行かなくとも、ぐにゃッと曲がってしまうかも<しれません。
そんなことがあっては、地震の時はもちろん、地震の後の暮らしに大きな影響が出ます。
そこで、トヨタホームのユニットには「変形防止プレート(ダイアフラム)」というものを取り付けたんです
CP291D0S.jpg

柱と梁の接合部、ちょうど一番力がかかる部分にこの「変形防止プレート(ダイアフラム)」をつけることによって変形を防ぐのですが、柱の太さの時と同様、「へ~…」と思うだけになってしまうので、ここでも比較をしてみます!
柱に横から力が加わるとき、「変形防止プレート(ダイアフラム)」が無い場合は2.7kNの力に耐えることが出来ます。
そして「変形防止プレート(ダイアフラム)」がある場合は94.1kNの力に耐えられます。
なんと約35倍…!!
凄いですね、「変形防止プレート(ダイアフラム)」!!

ちなみに、今の話で接合部は力がかかって大変…!と書きましたが、鉄骨を「変形防止プレート(ダイアフラム)」入りで1つのユニット(ボックス化)にすると更に強くなるようです。
先ほど書いたようにトヨタホームのひとつの柱が178.4kNなのに対し、ユニット(ボックス化)にした場合は261.8kN…!約1.5倍です!
どんどん強くなっていきますね…!





***

「ユニット工法 その1」でしたがいかがでしょうか?
今回はユニットの構造についてでした。
調べていくと、トヨタホームのユニットには、秘密が多い…!
…ということで、今回は「その1」で、次回は「その2」を書きたいと思います!
ちなみ「ユニット工法 その2」は、「長く住む」と言う事を念頭に置いた事を書きたいなぁと思ってます!

「トヨタホームを紹介 by新人の藤田」第二弾でした!
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